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お餅の思い出。

散歩中に小さな神社から物音がする。
境内を覗くと臼があった。
ビニール袋が被せられているが明らかに臼である。
周りに人影はない。
どこからか木の燃える匂いがする。
物音は神社の裏手から聞こえる。
どうやら餅つきの準備をしているようだ。
一気に昔の思い出に耽ってしまった。

私の家では餅つきをした事はなかった。
父の実家が農家でその庭で毎年餅つきをしていたからである。
臼は石で出来ていて、それ以外見た事がなかった。
それでサルカニ合戦の絵本を見た時、
臼が全然自分のイメージと違っていて感情移入できなかったのを今でも覚えている。
その石臼は以前、水車で使っていた物を水車がなくなる時に引き継いだ物だったそうである。
そのせいか背が低く丸っこい臼で、後々本来の石臼を見た時も自分のイメージとは随分違っていた。
そんな事はともかく、つき経てのお餅は粉を着けても手に纏わり付く。
下手すると喉にも付いてしまう位だった。
実際、喉にくっ付いて焦った事もあった。
熱々のお餅に大好きな粒餡(小豆も父の実家で育てていた。)を思いっきり付け
飽きると大根おろしを付けて食べた。
甘いのとしょっぱいのと両方である、食べ過ぎない訳がない。
自分でも杵を持ち、つくようになったのは中学生になってからだったろうか?
暫く経ってからだったので、それまでは食べる専門だった。
まあ、お餅や餡で粘土のような事もして叱られてはいたが。
今ではつき経てのお餅を食べる機会はないので、もう暫く辛み餅は食べていない。
これも思い出の一品である。

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