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アーカイブ: 6月 2013

根管治療。

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何が写っているのか分からないかもしれない。奥歯の咬む面に穴を開け根の治療をしている状況である。

この歯は3本の根の再治療中だ。

中に液体が入っているので余計分かり難いのだが、神経の穴の入り口が3つ黒く見える。

ここから、煙突掃除さながら根の先まで根の中を綺麗にして行くのだ。

完全に掃除が終わったら、今度はその空洞をゴムのような材料で埋めて根の治療は終了となる。

日付: カテゴリ:今日の診療, 根管治療, 顕微鏡治療

フルジルコニアクラウン

通常、オールセラミックスクラウンと言うが、ジルコニアの場合、どう言う訳かフルジルコニア、と言う事が多い。

オールもフルも意味は変わらない。

私の所ではフルジルコニアクラウンの採用は少ない。

ジルコニアが新しい材料、と言う理由もあるが、今まで色が良くなかったのである。

今回ジルコニアを採用したのは色が改善されて来た事もあるが、1番の理由はクラウンの厚みが充分取れない症例だったからである。

通常のオールセラミックスクラウンでは薄過ぎてしまい、破折の危険がある。

このような時、ジルコニアは非常に都合がいい。

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左が仮歯、右がフルジルコニアクラウンである。色調はかなり改善されている。

日付: カテゴリ:今日の診療, 審美, 顕微鏡治療

金曜日の治療について。

金曜日は助手さんが休みだ。

従業員は週休2日が当然である。

さて、顕微鏡治療を始めて1番変わった事の1つが、自分1人では治療ができない事である。

右手に治療器具、左手にミラーを持つので両手は塞がっている。もし1人で顕微鏡を使うとなると、度々顕微鏡から目を離しバキューム等に持ち替えるしかない。顕微鏡と裸眼では視界が全く異なるので目を離す行為は極端に疲れる。それだけでなく、危険でもある。実際問題、1人で顕微鏡治療は無理だ。

つまり、助手さんがいないと何もできないのである。

そんな訳で金曜日は急患さんのみの対応になって久しい。

その時は顕微鏡を使わずに治療するのだが、今度は、姿勢を一定に保つ習慣が完全に出来てしまったので、以前は普通だった前屈みや体を捻っての治療は体が受け付けてくれない。

今現在金曜日は治療の受け入れがほとんど出来ていない状況である。

我侭な事なのかもしれないし、ご不便もおかけしてしまうのだが、どうかご理解を頂きたい。

 

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インプラント周囲炎へ一石。

インプラントも歯周病になってしまう事がある。

インプラント周囲炎と言う。

生活習慣病の1つとも考えられている歯周病であるからインプラントの周囲もその影響を受けるのは当然と言えば当然なのだが、何とか未然に防ぎたいと思うのも道理である。

今まではインプラント周囲炎は埋入後の管理で何とかしよう、と言う考えだった。

これは天然歯に対してのアプローチと同じである。これが必要な事は言うまでもないのだが、インプラントの特質である、『埋入』という点を生かすアプローチも始まった。

骨との結合がより強固にできれば、当然、周囲炎に対する防御力が上がる。

インプラント表面の劣化を改善し、骨との結合を強化しよう、と言う考えである。

実際に、この表面処理をして埋入したインプラントが下の画像である。

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埋入後5週目の画像であるが、通常と同じ埋入方法であるのに、歯肉がインプラント本体よりも上まで上がって来ている。このような歯肉の状態は埋入深度が深い場合に起こる。この症例での埋入深度は通常通りなのである。

これは通常よりも骨の位置が高い、すなわち骨との結合が良好である事を示唆している。

これからは、表面処理をしたインプラントの症例についてもっと詳しく情報をお伝えてきるようになると思う。

日付: カテゴリ:インプラント、PRF、GBR, 今日の診療

インプラントの仮歯。

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これが治療前の状態である。左側3本がブリッジで既に変形している。

1番左の歯は下の金属が出てしまい、全体の噛み合わせも変化してしまっている。1番右はそのあおりを喰って部分的に割れてしまった。

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ブリッジを外し、中央にはインプラントを埋入、両脇はオールセラ冠を被せた。インプラントはまだ仮歯の状態だが、咬み合わせは整った。

ちなみに、部分的に割れた1番右の歯は保険治療で対応している。

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根尖破壊症例のその後。

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上が以前ご紹介した根の先に膿が見えている画像で、下が根の治療が終了した時の画像である。下の画像は口腔内カメラでの画像だ。

根の先が破壊されている状態なので、治療も単純ではなかった。

根管内の洗浄を充分行った後、根の中に入り込んでいる悪い肉、膿をレーザーで蒸散し、更に特別な極細の先端に換え根の外側もレーザー照射した。

その後、破壊された根の先端をMTAセメントで処置し、根管充填をして根の治療を終わった。

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これが根の治療が終了した後のX線写真である。

 

日付: カテゴリ:今日の診療, 根管治療, 顕微鏡治療

先週の症例のその後。

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左が治療前、1本だけかなり前に出てしまっている。右が今日セットした時の画像である。

内側に入っている2番目の歯をいじらずに、ここまで改善できたので、上出来だと思っている。

患者さんにも喜んでもらえた。

 

 

日付: カテゴリ:今日の診療, 審美

顕微鏡で見える画像。

Leica Picture

 

 

 

 

 

ここでご紹介して来た症例画像のほとんどは口腔内カメラで撮影したものだが、これは顕微鏡のCCDカメラで撮影したものだ。

顕微鏡の画素数を口腔内カメラの画素数にまで下げるとこんな感じになる。

顕微鏡のくせに、ピントがぼやけている、と指摘を受けそうだが、ピントは根の先に合わせた状態だ。

倍率は12.5倍。ここまで拡大するとピントの合う範囲はとても狭く、根の先に合わせると他はぼやけてしまう。

中央の光っている部分が根の先の部分で、実は膿が光って写っているのだ。

通常の根の先の穴はもっとずっと小さい。根の先が破壊されている事が分かる。

膿を排出した段階で、残った膿が写っている状況である。

このように見える状態でなければ、どんなに腕が良くても正確な診断、治療はかなり難しいと言わざるを得ないのである。

ちなみに、この歯は鏡に写った像である。例の改造歯鏡は非常にクリアに見える。

日付: カテゴリ:今日の診療, 根管治療, 顕微鏡治療

何と改造できてしまった。

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上が正規のホルダーに最新の小型鏡を着けたもの、下が細いホルダーを改造し同じ鏡を取り着けたものである。

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同じく、その全体像 である。下の方が取り回しもバランスもずっといい。

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両方共、画像上が通常サイズのネジ部分で直径2.6mm、下が細い方のネジで2mm。これだけ差がある。最初、改造は無理だと諦めたのも同意頂けるだろう。

太いネジを細く削るよりも小さい穴を拡げる方が楽だし、鏡は消耗品で将来交換する事になる。細いホルダーの方の雌ネジを2.6mmにまで1度拡大すればずっと使える事になる。

問題は細いホルダーの柄の外径は3mmもない。内部を2.6mmまで拡げる事ができるかどうか、だった。

幸いホルダーは真鍮製なのでそれ程硬くない。キリのような器具を使って少しずつ直径を拡げ、最後に2.6mmのタップを切って改造する事ができた。

こうやって改造したのが画像1枚目、2枚目の下の歯鏡である。

1本改造するのに2、30分かかってしまったが、正に自分好みの歯鏡になった。

世界にこの歯鏡と同じ物を使っている人はいないのだと思うと大満足である。

日付: カテゴリ:Weblog, 今日の診療

新旧比較。

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顕微鏡治療を始めて以来、お世話になって来たのが左側の歯鏡である。

通常のものよりもサイズが5mm程小さく、柄も細くて短くて軽い。

顕微鏡治療では鏡を使う頻度が高く、通常サイズの鏡では見たい部分に鏡の端がぶつかってしまう場合があり、どうしても小型サイズが必要になる。

最初は全く申し分のない歯鏡だったのだが、唯一の欠点は表面反射でない事だった。

弱拡大では問題ないのだが、10倍を超える拡大でなおかつ、角度をつけて見るとガラスの表面の反射像がガラス奥の本来の反射面の像とダブって2重に見えてしまうのである。

表面反射の歯鏡は大きいサイズしかなかったのである。

昨日、手元に届いたのが、右側で、小型で表面反射だ。

先日、小型で表面反射のものを見つけたのだが、ガラスが厚く残念ながら使えなかった。

やっと探し当てたのがこの右側のものである。使い慣れた左側のものも、ガラスは薄いのだが、比較すると厚さの違いが良く分かる。

実はこの新型はガラスを使っていない、ステンレス製の鏡なのである。

歯鏡は鏡部分と柄の部分をネジで繋ぐ作りになっている。鏡に傷が付いた時には鏡部分だけ交換できるのだ。

この新型は柄は通常サイズのものを使う。鏡部分に比べ、柄が太くて長い事になる。ちょっと違和感がある。今までの小型のものは柄の部分も専用品でネジが細く、通常品は着けられないが、バランスは最高なのだ。

新型に細くて短い柄が着けられたら言う事なしなのだが、改造はちょっと無理そうだ。

完全に自分の希望通りには行かないが暫くはこれを使うつもりだ。

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