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カテゴリ: CT

CTの威力、下顎水平埋伏智歯抜歯で実感②

これがレントゲン写真の1部分である。
右下の親知らずが真横に生えている。親知らずの根は下顎管と接しているようにも見える。抜歯の難度が高い事はこの写真からだけでも分かる。しかし当然ながら立体的な位置関係は全く不明である。

 

 

 

 
これがCT画像の1部である。問題の部分をスライスカットした画像だ。只単に根と下顎管の位置関係が分かるだけでなく(これだけでもCTならではの機能なのだが、)親知らずの根の先がヘアピンのように湾曲(それも2根共!)している。これはレントゲン写真では全く分からなかった事である。
このCT画像のおかげで問題なく抜歯が完了した。
鍼治療も併せて行った為に、この症例では頬の腫れは起きていない。

日付: カテゴリ:CT, 抜歯, 顕微鏡治療

CTの威力、下顎水平埋伏智歯抜歯で実感。

今年の4月から親知らずのある状態についてはCTでの3D検査が保険適用になっている。

親知らずが真横に生えている(実際にはお口の中に出て来ていないが)患者さんのCTを撮った。

下顎管と呼ばれる下顎で1番太い神経と動脈に接している状況は普通のX線写真で既に分かっていた。

CT画像ではどの辺りがどのように接しているかが立体で見える。

更に、2本ある根が両方共先端でヘアピンのように湾曲しているのが初めて分かった。

通常のX線写真では写らない位置である。

下顎管にだけ意識が向いていて、湾曲を知らずに抜歯していたら、と思うと恐ろしい。

事前に状況を把握できていたので、時間は2時間程かかったが、混乱もなく抜歯が完了した。

CTの威力をまざまざと体験した1日だった。

 

 

日付: カテゴリ:CT, Weblog, 抜歯, 解説

CTの勉強会。

さっき、短時間だがCTの勉強会に行って来た。

CTは3D画像なので通常のレントゲン写真に比べるとその情報量が半端ない。

見た瞬間に分かる3Dの凄さも傑出しているが、その画像をどの角度からも見られ、どの面でもスライスできる。使い方が自在な分、診断力がより重要になって来る。

更にこの情報を有効活用できるように頑張りたい。

 

日付: カテゴリ:CT

歯科用CTについて。

CT撮影と言うと大掛かりで、撮影時間も被曝量も相当だと考えている方もおられるようだ。

実際、私のところでもCTを撮影し始めてから、患者さんに「横にはならなくていいのか?」とか、「CTはかなり(被曝)線量が高いのでは?」と質問を受ける事がある。

歯科用は横になる必要はない。通常の全顎を撮影する方法と全く同じで顔の周りを撮影装置が動く。

撮影時間は15秒程である。

気になる被爆線量は通常の全顎撮影の2倍。一般CTスキャンの200分の1である。

歯科用はコーンビームCTと呼ばれその特長は被爆線量が低い事、鮮明である事が挙げられる。一方、撮影範囲が狭い、CT値が使えない、等もある。

撮影範囲が狭い事が今までCTを導入しなかった理由の1つではあるのだが、この度導入したものは充分な撮影範囲を備え、画像も今までのものよりも精度がかなり上がっている。

 

日付: カテゴリ:CT, 解説