診療案内

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精密歯科顕微鏡治療について

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、今までの治療を根底から覆す程の威力があります。
元々は眼科や脳外科手術で使われていた双眼顕微鏡から派生した歯科治療専用顕微鏡です。
裸眼は言うに及ばずルーペよりも圧倒的に精密かつ正確に治療が進められます。
その理由は

状況によって倍率を変えられる事。
頭や眼に装着する器具ではないので、重さの負担がない。
正しい姿勢で治療できる。
明るい視野で治療ができる。
等々。

入れ歯の治療以外全ての歯科治療に使える(私は入れ歯にも使います)と言われています。
顕微鏡で拡大しながら削ると必要最小限の範囲だけを削る事ができます。
切削面が見えるので正確に削る事ができます。
微小な部分を外科手術できるので傷を小さくできます。
勘でしか治療できなかった根の中が直接見ながら治療できます。
「見える」と言う事は「できる」事につながります。

PRFについて

血液の中には血小板(プレートレット)と言う成分が含まれています。
一般に血小板の役割は血を固めて出血を止める作用が知られていますが、
血小板には成長因子と言う成分が含まれています。

成長因子は骨を作る、傷を治す、痛みを抑える等の作用を高める働きがあります。
血液を遠心分離機にかけると3層に分離され、中間部分にゼリー状の成分が分離できます。
このゼリー状の成分はフィブリン(線維素)と呼ばれ血小板を高濃度に含んでいます。
要するに血液から造骨作用や傷を治す作用を高めるお薬が作れる事になります。

これを骨の少ない部分に使えば骨を増やす事ができ、インプラント治療や歯周病治療に非常に有利に働きます。
採血は必要ですが、PRFは手術直前に簡単に準備できます。
自己血成分なので副作用は皆無で、最高に効果の高いオーダーメイドのお薬です。

再生治療について

歯を支える骨や周囲の組織は外科手術を応用する事で再生可能です。
抜歯により歯を支える必要のなくなった骨は吸収減少します。
過度に吸収が進むと、もうその部分には通常のインプラントはできなくなります。
しかし、骨の再生手術(GBR)を併用すれば骨の不足する部分にもインプラントは可能です。
また、歯周病で破壊吸収してしまった骨や歯の周囲組織も同様の処置で再生できます。
こちらはGTRといいます。
当院ではこのGBR、GTR手術に濃縮自己血成分(PRF)を併用する事で著しい成果を上げられるようになりました。

インプラント治療について

当院では通常のインプラントに加え以下のインプラント治療が可能です。

①骨の深さが不足する部分
深さが不足する場合は短いインプラントを使うか骨の深さを増やす必要があります。
短いインプラントではできるだけ直径の太いものを選択し、表面積を増やします。
上顎では骨の深さが足りない場合が多くソケットリフト、サイナスリフトで骨の量を増やします。

②骨の幅が不足する部分
特別に細いインプラントを選択するか、骨の幅を増やすか、骨は部分的に縦割りにして幅を増やし(スプリットクレスト)ます。

③骨の密度が低い部分
インプラント本体の直径よりも細い穴を開け骨を圧縮して骨密度を上げます。

④歯が少ないまたは全くない方
4本のインプラントで全ての歯を支える方法があります。

⑤抜歯が必要な部分
抜歯とインプラントの埋め込みを同時にする事で手術回数を減らし、治療期間を短くする事ができます。
通常抜歯後その部分の骨は吸収し埋め込みの条件が悪くなりますが、この方法ではそれを回避する事ができます。

*骨を増やす処置が必要な場合、当院では採血を行い、自己血成分からPRFを作り治療効果を格段に向上させています。

>>インプラント治療の症例はこちらへ

審美歯科について

金属を使わず、天然歯と同じ色調の材料を使って綺麗に見える治療をする事を審美歯科と言います。
その中心は保険の光レジン(CR)と保険外のセラミックスです。

光レジンとは光で固まる性質の流動性プラスチックにセラミックの粒子を混ぜた材料です。
セラミックスには金属で裏打ちされたメタルボンド(セラモメタル)とセラミックス単体のオールセラミックスがあります。
現状ではメタルボンドが主流ですが、光の透過性がない、歯茎が黒く見える、歯茎が下がり易い等の欠点があります。
この欠点を全て払拭したのがオールセラミックスで、生体親和性も良好で奥歯にも前歯にも安心して使えます。

部分的なインレー、全部冠のクラウン、橋渡しのブリッジ、部分入れ歯、全てに金属なしで対応できます。
また、神経を抜いた歯の土台も従来の金属ではなく、グラスファイバーで対応する事で審美的で長持ちする歯を作る事ができます。
ハイブリッドセラミックスと呼ばれるものはプラスチック樹脂を使用しています。
今現在、金属を使わなければ治療できない分野はインプラント本体だけです。
当院ではインプラント本体に取り付ける人工歯にもオールセラミックスを使い、審美、機能両面で良好な結果を出しています。

>>審美歯科治療の症例はこちらへ

口腔外科について

当院では以下の外科処置を行っております。

頬が腫れない親知らずの抜歯:鍼灸を応用します。鍼は痛くありません。

高度なインプラント治療:条件の良くない部分にもインプラントができる方法があります。

レーザー治療:歯茎の切開からインプラントへの応用まで様々な使い方があります。

歯周外科:歯周病を外科処置によって治療します。失った骨を再生する事も可能です。

歯の自家移植:親知らずを他の部分へ移植します。PRFを使う事で格段に成功率が良くなりました。

歯根端切除:根の治療を外科処置で行う方法です。歯科顕微鏡で切開部分は非常に小さく済むようになりました。

お気軽にご相談下さい。

歯周病治療について

お口の中はバイキンがいっぱい!

左の写真は、お口の中の唾液を顕微鏡で映したものです。皆様のお口の中にもこのような細菌がいっぱいいます。菌によっては歯周病の原因になるものもあり早めの予防や治療が肝心です!皆様も当院で一度試してみてはいかがですか?

歯周病の2大原因は歯周病菌と力のかかり過ぎです。
また歯周病は全ての生活習慣病と深い関連があり、歯周病治療により高血糖、高血圧が改善できる事がはっきりしてきました。
この事は歯周病菌と生活習慣病との強い関連を示唆しています。

歯周病治療には大きく分けて2つあります。
1つは内科的治療、もう1つが外科的治療です。
内科的治療とは内服薬と外用薬を使い、歯周病菌を攻撃する治療法です。
外科的治療とは歯石除去を含め、名前通り外科処置で歯周病菌を減らす、悪い部分を除去する方法で、再生外科処置も含みます。

歯周病の原因菌は数十種類が確認されており、その内5種類が特に危険性が高いと考えられています。
この5種類の菌の内の1つはらせん状の為、位相差顕微鏡と言う特殊な顕微鏡で検査すれば簡単にその場で発見できます。
他の4種類は形状からは他の菌と区別できません。

当院ではらせん状の菌が顕微鏡で確認された場合、抗生剤の内服による内科的治療をまずお勧めしています。
抗生剤のメリットは効果があれば完全に殺菌できる事、簡便である事が挙げられます。
欠点は耐性菌には効果がない事、抗生剤の副作用の問題、咬合力のかかり過ぎには直接効果がない、事が挙げられます。
歯が少なかったり、位置が悪い等で咬む力がかかり過ぎでも歯周病の原因になります。
むしろこの影響がない歯周病の方が珍しいと言えます。
なぜなら歯周病がある程度進むと歯が動揺し、咬合関係が必ず悪化するからです。

咬み合わせの調整だけで歯周病が改善することがあるのは、歯周病と咬合の深い関係を示唆しています。
外科処置は悪い部分を取り除く事を目的としているので、歯茎が下がったり歯の隙間が開いたりします。
これが前歯で起こると見た目が非常に悪くなる場合もありますし、奥歯では物が挟まる等の問題になる事もあります。
時には歯がしみるようになる方もいます。
元々、歯周病は歯を支える骨が吸収し減少してしまうと言う事が病気の本質です
単に「取り除く」だけで後は体の治す力に任せるだけでは完全な問題解決にはなりません。
炎症を消退させる為に悪い部分を取り除く事は必要不可欠ですが、減ってしまった骨やその周囲の組織を積極的に元に戻す事が重要になります。
この治療が再生治療で、人工骨顆粒と自己血成分(PRF)を使う事で飛躍的に治療効果を高める事ができます。

レーザー治療について

レーザーはその光が当たった部分の組織を熱で蒸発させます。これを蒸散と言います。
歯茎等の軟組織では血管を塞ぐ効果があるので、
切開と同時に止血する事ができ、メスと比べると遥かに出血が少なく傷の治りも良好です。
また、レーザーによっては歯石を除去する事や、歯を削る事もできます。
歯茎等の軟組織と歯や骨などの硬組織では物質的に性質が大きく異なる為、
異なる波長のレーザーが必要です。
当院では軟組織用、硬組織用の2つのレーザーを使い分ける事により効果を上げています。

咬み合わせ治療について

最近、自分の咬み合わせが良くないのではないか?と思っている方が少なくありません。
多数歯を移動させて咬み合わせを根本から改善する矯正治療や、多数歯の被せ物を交換する治療から1本の歯の角を丸める簡単な調整まで全てが咬合治療に含まれます。
咬み合わせのチェックはそう難しくありません。簡単にチェックできます。
そして本格的な咬み合わせの治療をする前に短時間で行える調整で改善を実感できる事も少なくありません。
是非ご相談ください。

クリーニングについて

保険の歯石除去や歯面清掃もクリーニングの一種ですが、それでは除去できない色素やタバコのヤニなどを綺麗にする方法があります。
塩粒の微粒子と水、空気を混ぜ高速で歯に吹き付けると歯を傷めずに歯本来の白さに戻す事ができます。
これをパウダークリーニングと言い、簡単短時間で高い効果が得られます。
また、清掃用の機械を使ってクリーニングするPMTCは虫歯予防、歯周病予防に非常に効果があります。

一般歯科について

虫歯治療、歯周病治療、親知らずの抜歯等の治療です。