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アーカイブ: 1月 2022

小唾液腺のお話。

こんにちは、孝です。

本日1月31日の誕生花はオンシジウム、花言葉は印象的な瞳です。

印象的なお姿はこちら。

オンシジウム

 

 

 

 

明日の誕生花はボケです。久しぶりに知ってるお花の登場です。

そして今日のお話は唾液腺についてです。

唾液腺は3つの大唾液腺と無数の小唾液腺があります。

大唾液腺は3種類、位置、液性の違いは別に譲ります。

小唾液腺とは米粒くらいの大きさで、口腔内に無数にあります。

指で唇や頬を触ると少し凹凸を感じるかもしれません。これが小唾液腺です。

ここから微小の管を通り、口腔内に分泌されます。

唇や頬を咬んでしまった等で傷が付き、治る際に唾液の通り道が塞がれてしまうと、

小さい水脹れ状に溜まってしまう事があります。

自然に潰れ、その後は通常に戻る場合もありますが、潰れては膨らむ、を繰り返す場合もあります。

こうなると自然には治癒しません。除去する必要があります。

私の場合、咬んだ痕が頻繁に膨らむ、潰れるを繰り返していたので、除去する事にしました。

思いの外、簡単です。少量の麻酔をして米粒状の塊を取るだけです。縫合も不要でした。

舌が触れる部分は少しの違和感もストレスになる場合も少なくありません。

繰り返す様なら除去がお勧めです。

それではまたお会いしましょう。

 

 

 

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MTAセメントについて。

こんにちは、たかしです。

本日1月30日の誕生花はツルバギア、花言葉は小さな背信です。どこまでが小さいのか気になりますが、そのお姿です。

ツルバギア

 

 

 

 

そして明日の誕生花はオンシジウムです。

今日はMTAセメントについてお話します。聞き慣れない単語でしょう。セメントはご存知と思います。

歯科医療ではセメントと言う言葉は多用されますが、セメントとは練って固まる材料と言う意味で、勿論、粉と液を練って使う材料も多いですが、工業用のセメントとは材質も全くの別物です。

工事で使われるセメントはポートランドセメントと言い、実はこのMTAセメントだけは主成分がほぼ同じです。セメントの粉を水で練って使うのも同じです。

当然、歯科用ですから安全性、生体親和性、精密度は別格です。工業用ポートランドセメントには有毒なヒ素も含まれています。

歯科用セメントは数多くの種類がありますが、水中(血液中)でも完全に硬化するセメントはほとんどありません。

MTAセメントは血液があっても硬化してくれる、生体親和性のある唯一と言って良い優れたセメントです。

外科手術時の術野は普通、血液で濡れており、乾燥が難しいだけでなく、有害でさえあります。乾燥は組織にダメージを与えてしまうからです。

生体親和性の高さも魅力的です。深い虫歯を削っている時等、神経が出てしまった場合、通常神経を抜く事になりますが、MTAセメントを使えば神経を抜かずに済む場合も多いです。

欠点は材料費が高く、保険では使えない事でしょうか。また使用時の操作が難しく他のセメントに比べると扱い難い点はあります。

他のセメントとは違う特徴を生かして、これから更に使われる事になるのは間違いありません。

それではまたお会いしましょう。

 

 

 

 

 

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歯の再植、移植について。

こんにちは、孝です。

本日、1月29日の誕生花はチューベローズ、花言葉は危険な楽しみ、だそうです。

その危険な楽しみのお姿がこちら

チューベローズ

 

 

 

 

 

明日の誕生花はツルバギアです。こちらもどんなお花でしょうか。

今日のお話は歯の再植、移植についてです。

再植とは文字通り、事故等で抜けてしまった歯、あるいは意図的に抜いた歯を再び植え戻す事です。

移植は自分の歯を別の場所に植え直す事です。

もしも、あなたやあなたの知り合いが不幸にして事故で歯(前歯が多い)が抜けてしまったら、保存しておくべきです。専用の保存液もありますが、そんな物は普通ありませんから、取り敢えず、乾燥させない事。できれば牛乳に入れて可及的に早く歯医者さんへ直行しましょう。要入院の事故でも病院に持って行けば優先度は下がりますが、再植してもらえるかもしれません。

逆根管治療や破折治療の為に抜歯して口腔外で治療後、再植する場合もあります。

移植は通常、親知らずを他の奥歯の部分に植え直す場合がほとんどです。

残念ながらインプラントの様に長期間使用に耐えるとは言えませんし、傷口も大きくなりますが、この方法もあると覚えておくのも良いでしょう。

それではまたお会いしましょう。

日付: カテゴリ:Weblog, 根管治療

逆根管治療について。

こんにちは、本日、1月28日の誕生花は白ビオラ、花言葉は誠実です。

お姿です。

白ビオラ

パンジーに似てますね。

 

 

 

明日の誕生花はチューベローズです。

根管治療のお話は以前もさせて頂きました。今日はその治療法の1つである逆根管治療についてです。

根管治療がどのようなものか、なぜ必要なのか、については以前の投稿を御覧頂くとして、根管治療を一言で言えば、根の煙突掃除みたいなものです。お掃除が終わったら、根管治療の場合、管は、特に根の先の部分は人工材料でしっかり埋めて封鎖する必要があります。

咬む面からの根管治療ではなく、根の先から直接、根管を塞ぐ方法が逆根管治療です。

多くの場合、根の先付近の歯茎、骨に小さな穴を開け、そこから治療します。術野が狭く特殊な器具も必要で顕微鏡も必須ですが、根の先を直視できます。また根の周囲の病巣を除去できる利点もあります。通常の根管治療で成果が出ない場合の有効な手法です。

また根が1本の場合、一旦、抜歯し体の外で根の先を充填し、再度元に戻す方法もあります。抜歯時、歯根にヒビが入らない様に細心の注意が必要ですが、外部で歯根を直視できるメリットは大きいです。

歯根は湾曲したり、根幹の形も不正な事が少なくなく、通常の根管治療では効果が得られない場合もあります。即抜歯でなく、選択肢の1つとして逆根管治療の事も覚えていて欲しいと思います。

それではまたお会いしましょう。

 

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歯根破折のお話。

本日1月27日の誕生花はシロタエギク、花言葉はあなたを支えます、です。

支えてくれるそのお姿です。

シロタエギク

 

 

 

お花よりも葉が有名なお花ですね、シロタエとは美しい白を意味するようです。

明日の誕生花は白ビオラとなっております。どんなお花でしょうか。

今日のお話は歯根破折についてです。

歯根とは文字通り歯の根の事です。破折はお分かりでしょう。

生きている歯は若干の柔軟性があるので、若木と同じ様に折れる可能性が低いです。

一方、神経を抜いた歯は水分の供給が絶たれる為に硬く脆くなります。更に神経は中央に管状に位置しますから、横割れよりも縦割れし易い構造になります。

神経のあった管状の部分は通常、補強して治療します。

この管状の部分の直径が根の直径の3分の1を超えると破折し易くなると言われています。

不幸にして、根が破折してしまうと、抜歯の可能性が急激に上がってしまいます。

勿論、割れる方向や位置によっても違います。

破折して根の位置がずれている場合、破折片が動揺している様な場合は望み薄ですが、以前では即、抜歯の症例も接着技術の進歩で治療できるケースも増えて来ています。

顕微鏡を使うとか、材料の選択も当然必要ですし、簡単な治療ではありませんが、歯根破折イコール抜歯ではない事は覚えておいて下さい。

それではまたお会いしましょう。

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歯肉移植のお話。

こんにちは、孝です。

本日1月26日の誕生花はオーブリエチア、花言葉は慎ましやかな物腰、よく解りません。

お姿も知りませんでした。こんなお姿です。

オーブリエチア

 

 

 

明日の誕生花はシロタエギクです。

今日のお話は歯肉移植についてです。

骨再生の技術が確立される前は骨についても自家移植がメインでした。

古くは腰の骨を採取してお口の中に移植していた時期もありました。

人工骨の登場と共に骨の移植は積極的に行う必要がなくなっています。

ただし、インプラント埋入時の穴を開ける際、排出されて来る骨を採取し利用する方法を行う方もいます。

歯肉移植に戻ります。歯肉とは力を入れても伸びない、歯茎と言われている部分です。伸びる部分は粘膜です。歯の周囲は歯肉で覆われれるべきです。なぜかと言うと、引っ張られて伸びてしまう粘膜では、その部分は歯と密着せず汚れが入ってしまうからです。

特にインプラント周囲は歯肉でなく、粘膜である場合も少なからず存在します。これは抜歯に伴って歯肉が無くなってしまったり、退縮するせいです。

歯肉は丈夫ですが、粘膜程早く再生しないので、抜歯等の傷が治る際、粘膜の再生速度に負けてしまう事が歯肉喪失や退縮の原因です。

人工の皮膚はありますが人工の歯肉はまだありませんので、人工皮膚を代用するか、別の部分から歯肉を採取し移植するしかありません。

人工皮膚の場合、それがその方の歯肉に変化するのではなく、歯肉が再生する間、その部分の刺激を回避したり、歯肉の再生を助ける役割をします。すなわち、周囲に歯肉がないと粘膜が再生してしまうので、歯肉がない場合は移植を選択する事になります。通常3週間後には人工皮膚は撤去します。

移植の場合、どうしても採取する部分が必要なので、貼り付ける部分と合わせて2箇所の術部ができる事になります。採取して歯肉がなくなった部分に人工の皮膚を貼り付ける方法は痛みを減弱させ、傷が早く治る手助けにもなる為、有効な手段です。

また、お口の中で歯茎を採取できる場所はそう広くはありませんから、採取する場所も面積も限られてしまいます。

歯肉の存在は歯周病やインプラント周囲炎から歯、インプラントを守る重要な役目を持っています。

歯肉移植はこれから先、更に普及させる必要があると考えています。

それではまたお会いしましょう。

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骨再生のお話。

こんにちは、孝です。

本日1月25日の誕生花はチューリップアンジェリケ、花言葉は魅惑です。

八重咲きのチューリップです。そのお姿です。

チューリップアンジェリケ

 

 

 

 

そして明日の誕生花はオーブリエチア、どんなお花でしょうか。

今日のお話はお口の中の骨の再生についてです。

私が学生だった頃、それ程前ではありません、30年くらい前まではお口の中の骨の再生は臨床的には無理でした。研究室の中での話でした。

歯周病や何らかの理由で骨が減少してしまっている場合、骨のあった部分は骨のボリュームが減ってしまうか、肉芽(にくげ)と呼ばれる軟組織が出来てしまいます。

骨の成長は軟組織よりもずっと時間がかかるので、骨が出来る前に肉芽ができてしまう為に骨の再生が難しかったのです。

骨が成長する間、肉芽ができないように排除し続けられれば骨は再生します。

今では骨の成長因子を使う事も難しくなくなっています。

歯周病治療だけでなく、インプラントにも幅広く使われている技法です。

骨再生技術により、抜歯しかなかった重度の歯周病が治療出来、インプラントは無理、と言われていた部分にも可能となる事例もどんどん増えています。

それではまたお会いしましょう。

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根面う蝕のお話

こんにちは、孝です。

本日1月24日の誕生花はシラー、花言葉は多感な心です。

お姿はこちら。

シラー

 

 

 

 

 

明日の誕生花はチューリップアンジェリケです。

本日のお話は根面う蝕についてです。

聞き慣れない言葉かもしれません。

根面(こんめん)とは文字通り歯の根の部分を指します。

通常、歯の根の部分は骨や歯茎で覆われれいて、口腔内には露出していません。

加齢や歯軋り等で、骨の高さや歯茎が下がってしまい、この根の部分が露出してしまう事があります。

根面にはエナメル質はありませんから、硬度は低く、歯茎との境目に位置するので汚れも残り易い為、虫歯の好発部位となってしまいます。

虫歯を防ごうとして強い力で磨けば却って凹みを作りかねず、凹んでしまうと更に汚れが残り易くなってしまいますので、強く磨くのは禁物です。

まずは樹脂で凹みを修復する必要がありますが、歯茎が下がってしまった原因も考えるべきです。加齢等無理な場合もありますが、原因自体を除去できる場合も少なくありません。

それではまたお会いしましょう。

 

 

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ヒビのお話

こんにちは、タカシです。

本日1月23日の誕生花はセツブンソウ、花言葉は光輝、あまり馴染みのない言葉ですが、光り輝くって事でとても良い響きだと思います。

日本の固有種で白い部分は花弁ではなく萼(ガク)だそうで、黄色い部分が花弁です。

セツブンソウ

 

 

 

 

そして明日の誕生花はシラーです。聞きなれない名前が続きます。

本日は歯のヒビについてお伝えしようと思います。

生きている歯と神経を抜いた歯はどちらが硬いかご存じですか?

また、どちらがヒビが入って割れ易いと思いますか?

正解はどちらも神経を抜いた歯です。

神経を抜いた歯は、血液の循環がなくなり水分供給が途絶える為、歯は硬く脆くなります。

生きている歯の構造は内側から歯髄と呼ばれる神経の部分、その外側に象牙質、一番外側がエナメル質です。

エナメル質は生きている層ではありませんから、この部分は削れても、割れても痛みは感じません。また、極めて硬いので象牙質よりも数段ヒビが入り易いです。

象牙質には象牙細管という細い管が通っているので、水分供給もあり、刺激を受ければ痛みとして感じます。

エナメル質にヒビが入るとそこから虫歯が発生する事があります。年齢が上がる程エナメル質は硬くなるので、ヒビも入り易くなる為、加齢と共にこのヒビから始まる虫歯が多くなります。

小さく浅いヒビは自覚症状もなく、見た目も変わらない事が多いので、自分で発見する事はかなり困難です。知覚過敏だと思っていたらヒビだったと言う事もあります。

神経を抜いた歯は痛みが出難い分、一旦ヒビ等で痛みが出ると治療困難な場合も少なくありません。

神経を抜かないに越した事はありませんが、抜いてしまった歯はやはり、しっかり被せて割れてしまう危険を防いでやる方が無難です。その際、神経のあった部分には補強材料としてグラスファイバーを使うべきですし、被せる材質も安全性の高い物を選ぶべきだと思います。

それではまたお会いしましょう。

 

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知覚過敏について

こんにちは、孝です。

本日1月22日の誕生花はスノードロップ、花言葉は恋の最初の眼差し、何か良く解りませんがこんな花言葉です。

そのお姿です。

スノードロップ

 

 

 

そして明日の誕生花はセツブンソウです、どんなお花でしょうか。

今日のお話は知覚過敏についてです。

昨今のTVCMで良く聞く言葉です。

通常では感じない様な刺激に対しても沁みてしまうのが知覚過敏です。

過敏になる原因は多岐に渡っていますが、沁みる部分の形状が通常とは異なる、つまり凹んでいたり削れている場合と、通常の形態であるのに沁みてしまう場合があります。

一見、通常の状態に見えても細かいヒビ(マイクロクラック)が入っている場合もあります。

知覚過敏の対処法には歯磨きの様に自分で行う方法の他、歯医者での治療もあります。

この治療は削ったりしない方法が一般的で、コーティングする方法や凹みがある場合は樹脂で埋める方法があります。

大事な事は、いつも可能ではありませんが、できるだけ原因を突き止める事で、それを考えずに単にコーティングしたり埋めても症状が消えない場合や、直ぐに再発してしまう場合もあります。

最低限、咬み合わせのチェックはするべきです。歯軋りやTCHも原因である可能性があります。

そのままにしておくと過敏状態から痛みに進んでしまう場合もあるので、注意が必要です。

それではまたお会いしましょう。

 

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