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ツリバナ 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのはニシキギ科ニシキギ属の吊花です。
名前の由来は花や実が吊り下がるように着く事からだそうです。
花期は5月頃ですが、小さくてあまり目立ちません。が、9月頃になると5片に割れる実を着けます。
こちらは鮮やかな紅で、人目を引く美しさです。紅葉でも知られています。
非常に良く似た実を着ける同じニシキギ属のマユミ(真弓)がありますが、こちらは枝が良くしなるので、弓に使われた事が名前の由来だそうです。
また、花弁は4枚、実は4つに割れる点が吊花と異なります。
こちらが吊花の実のお姿です。

群馬県渋川市伊香保町にて9月、姉による撮影。

まだ5つに割れていない実も多いですが、この実を食べた鳥により種子が遠くへ運ばれる事になります。
ちなみに野鳥には好まれるようですが、人間には毒です。美味しそうに見えるのに残念です。

昨年5月に撮影したお花の画像も送ってもらえたので、追加でご紹介致します。




それではまたお会いしましょう。