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ナツエビネ 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのはラン科エビネ属の夏海老根です。
名前の由来は日本のエビネ属の中でこの種類だけが夏に花を咲かせる事によるそうです。また、エビネ属とは地下に球根のような偽鱗茎と言うものを作り、その形が海老の背中が連なったように見える事から海老根と命名されたそうです。
他の自生の山野草以上に、この夏海老根は園芸用として長期生育させるのが難しく、一時的、消費的な栽培しか期待できないと言います。人工増殖も困難な為、盗掘が後を絶たない状況のようです。環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
そのお姿です。

新潟県米山山中にて、9月、姉による撮影。

何と言う可憐な紫色でしょう。高貴と言えるそのお姿はそう簡単に目にする事ができないのは容易に想像できます。

それではまたお会いしましょう。