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カラマツとモミジ 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのは、唐松と紅葉の風景です。
場所は群馬県赤城連山の鍋割山への登山道です。
唐松はマツ科カラマツ属の日本固有種で、名前の由来は中国の絵画、唐絵に描かれている松に似ている事からだそうです。
紅葉はムクロジ科カエデ属に属する、紅葉する樹木一般を指します。カエデの一種と言えます。モミジ属と言う名称はありません。通常、葉の切れ込みが深いものをモミジと呼んでいるようです。しかし、カエデとモミジの名前の由来は全く異なります。
「葉が紅く変色する」事を「モミヅ」と言ったそうで、その名詞形が「モミジ」で、赤く変色する葉、と言う意味です。一方、「カエデ」は形がカエルの手に似ている事からだそうです。
また、鍋割山は岩手県、神奈川県、都京都などにも同名の山があります。「鍋割」とは岩の多い場所を「鍋」と言い、「岩が多く歩きにくい沢」、と言う意味らしいです。固有の場所を示す言葉ではない為、全国各地に同名の山があるようです。

11月、姉による撮影。

子供の頃は、このような景色を時々見ていたのかもしれません。

それではまたお会いしましょう。