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サイハイラン 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのは、ラン科サイハイラン属の采配蘭です。
名前の由来はお花の集まりが、戦場の指揮官が持つ、采配に似ている事からだそうで、何か「行けー」っと掛け声が聞こえて来そうなお姿です。
ラン科のあるあるで、長期栽培が非常に難しい種として有名らしいです。例によって栄養素の吸収を菌類に依存している部分があり、単なる移植では順調に生育、開花しても数年で枯死するそうです。園芸店でも取り扱いがあるそうで、全てが自生種の採取によるもので、増やす事のできない、消費的栽培に留まるとの事です。
こういった理由から、近年その数は激減しており、複数の県で絶滅危惧種ないし、準絶滅危惧種の指定を受けています。
それではそのお姿です。

群馬県渋川市にて6月、姉による撮影。

とても貴重なお姿だと思われます。

それではまたお会いしましょう。