こんにちは。本日ご紹介させて頂くのはウシ科カモシカ属の日本羚羊です。名前は鹿ですが、シカ科ではなく、ウシ科です。昭和30年に国の特別天然記念物に指定されるほど、激減していました。今現在、保護の効果で増加しているそうです。肉はとても美味で毛皮も珍重された事が激減の理由とされています。名前の由来は諸説あり、です。好奇心が強く、人を恐れない事も激減に拍車をかけたようです。
ご紹介するのは赤城山界隈では知られた羚羊で、残念ながら事故で亡くなったそうです。その生前のお姿となります。

撮影年度は分かりませんが、赤城山で4月、偶然撮影できたそうです。姉による撮影です。

近年、山から降りてきた野生動物が事故死したり、食害を及ぼしたり、人に危害を加える事件が増えています。結局の所、彼らの生息地を脅かした事が発端と言わざるを得ません。簡単な事でないのは重々承知していますが、保護だけでなく、共生の道を探す時期だと思います。

それではまたお会いしましょう。