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満開のカワヅザクラ 

こんにちは。姉から春の便りが届きました。バラ科サクラ属の河津桜です。この桜の起源は新しく、1955年に静岡県河津町で発見された日本原産の交雑種です。
早咲きの桜として近年人気が高まっています。開花期間が約1ヶ月と長いのも特徴です。それではそのお姿です。


青空と相まって見応えのある1枚です。

満開です。

ソメイヨシノよりも大輪で、色も若干濃い感じです。3枚共、群馬県前橋市にて撮影。

本来、花粉を媒介する昆虫が飛び交うよりも前に開花してしまうと子孫が残せなくなる訳で、桜の開花時期はこの法則に則っています。しかし、この桜は元々本州にはない、寒緋桜が交雑する事で早咲きになったと考えられています。当然、野生ではこの特徴は淘汰される原因となりますが、観賞用としては大輪、早咲きは却って好まれ、接木で増殖して今に至っているとの事です。

それではまたお会いしましょう。