こんにちは。本日ご紹介させて頂くのは、水沢山で今咲いているお花3種です。シュロソウ、タマガワホトトギス、キツネノカミソリです。

まずは、シュロソウ科シュロソウ属のシュロソウです。6角の愛らしいお花を数多く着けます。茎の根元がシュロのような繊維に包まれる事が名前の由来のようです。かなり強い毒があり、新芽が山菜のウルイと似ている為、誤食の危険があると言います。

次はユリ科ホトトギス属のタマガワホトトギスです。ホトトギス属にはお花に斑点があり、それをホトトギスの胸にある斑点になぞらえたそうです。タマガワとは京都府を流れる木津川(きづかわ)支流の玉川の事で、ここは山吹の名所として知られ、タマガワホトトギスの黄色を山吹の黄色になぞらえたそうです。若芽は食用になるそうです。

最後にヒガンバナ科(又はユリ科)ヒガンバナ属のキツネノカミソリです。面白い名前ですが、その由来は、花期には葉がなく、スッと伸びた茎の先端に着く炎のような形のお花を狐火に、葉を日本剃刀の刃に見立てたそうです。ヒガンバナ同様有毒です。薬草にもなるノカンゾウに非常によく似ている為、注意が必要だそうです。
全て姉による撮影。
それではまたお会いしましょう。