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世界の世界自然遺産#4ロス・グラシアレス国立公園 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのは1981年登録の南米、アルゼンチンにあるロス・グラシアレス国立公園です。ご存知の通りアルゼンチンは南北に細長い形ですが、その最南端付近の南極大陸に近接した位置にあります。この国立公園で一番有名な氷河が、全長35kmに及ぶペリト・モレノ氷河です。地球温暖化の影響で氷河が減少している中、現在でも世界で唯一、1万年前と変わらず成長しているそうです。その理由は太平洋からの湿った空気がアンデス山脈にぶつかり、上昇し、冷却され、雪になります。その雪がアンデス山脈へ押し出され、山を削りながら下ります。これが今なおこの氷河が活発に活動を続ける理由です。氷河は青く見えます。その理由は、積雪量が多く、莫大な量の雪が圧縮されてできた氷なので、内部の気泡が少なくなり青い光だけを反射し、それ以外の色は全て吸収する為です。それでは幻想的な青い世界をご覧ください。

photo by Timothy Neesam




それではまたお会いしましょう。