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世界の世界自然遺産#8プリトヴィッツェ湖群国立公園 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのは1979年に世界遺産に登録されたクロアチア共和国のプリトヴィツェ湖群国立公園です。首都ザグレブから南へ約110km、ボスニア・ヘルツェゴビナ国境近くに位置します。公園内には大小合わせて16の湖と92の滝があります。この土地は石灰岩層からなる為、水による侵食を受け易く特徴的な景観が生まれました。また、石灰岩層で水が濾過される為、驚くほど透明度の高い湖水となっています。この美しい湖群が滝によって階段状に繋がり、エメラルドグリーンの幻想的な世界を創り出しています。それではお姿です。

photo by Shadowgate


photo by Olivier Issaly


この風光明媚な観光地が1991年クロアチア紛争の最初の武力衝突の舞台となってしまいました。1992年に危機的状況に晒されている世界遺産(危機遺産)と認定されましたが、95年に紛争が終結、その後2年を経て、地雷の撤去も進んだ為、危機遺産から除外されました。現在ではクロアチア最大の観光地となっているそうです。


それではまたお会いしましょう。