こんにちは。本日ご紹介させて頂くのは1979年に世界遺産登録されたカナダ、アルバータ州の恐竜州立公園です。その荒涼とした風景からバッドランドと呼ばれるレッドディア川渓谷に位置します。1884年に初めて恐竜の化石が発見されて以来、39もの恐竜の種がここで発見され、500以上の標本が世界中の博物館に移送・展示されています。当地の奇妙な形の岩は魔術を意味するブードゥがなまり、フードゥーと呼ばれています。バッドランド近郊のドラムヘラーに開館したロイヤル・ティレル古生物学博物館には35体もの恐竜の骨格化石が展示されており、これは世界最大規模です。アクセス方法は公共交通機関がない為、レンタカーやツアーに同行する必要があるそうです。カルガリーから車で2時間ほどだそうです。それでは画像のご紹介です。

バッドランドの奇岩、フードゥー photo by
Felicity Rainnie
ロイヤル・ティレル古生物学博物館の骨格化石:ステゴサウルス photo by
Antony Stanley日本の福井県勝山市にある福井県立恐竜博物館と2000年11月23日に姉妹館提携を結んでいます。また、stegoとは、屋根に覆われた、と言う意味で、saurusはトカゲの事だそうです。この恐竜の化石が発掘された当時、全ての骨格が収集できなかった為に全体像が不明で、亀のような生物と考えられていたそうです。これがステゴサウルスの名前の由来なのだそうです。頭が小さいのは草食の印ですね。
それではまたお会いしましょう。