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世界の世界自然遺産#20シミエン国立公園 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのは、1978年、世界で最初に登録された世界自然遺産の1つ、エチオピア連邦民主共和国の北部にあるシミエン国立公園です。エチオピアは「アフリカの角」に位置する内陸の国家です。アフリカ第4位の高さを誇るラス・ダシェン山をはじめとする山岳地帯で「アフリカの天井」とも呼ばれています。また、300万年以上前の遺跡がある古代文明の地でもあります。この厳しい自然環境の中、独特の貴重な動植物が多数生息しています。が、環境破壊、内戦の影響で1996年には危機遺産に登録されました。2007年に解除されましたが、未だに環境破壊は続いているという意見もあるようです。それではお姿です。

photo by Leonard A. Floyd


photo by Leonard A. Floyd 山岳ヤギの一種「ワリアアイベックス」ヨーロッパ大陸でも同系統のアイベックスが生息する事から、有史以前、アフリカとヨーロッパが地続きだった証拠と考えられています。

それではまたお会いしましょう。