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世界の世界自然遺産#25ケープ植物区保護地域群 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのは2004年に世界遺産登録された、南アフリカ共和国、西ケープ州に位置するケープ植物区保護地域群です。この保護地域群は海岸部や山岳部に帯状に広がる灌木の生育地帯で、そのうち沿岸部のものをフィンボスと呼んでいます。フィンボスは世界遺産地域面積のおよそ半分、植物種の数では8割を占めます。この地域は地中海性気候で、植物の大半は細い硬い葉の常緑樹です。フィンボスの植物多様性は著しく、およそ5000種の固有種を含む8000種の植物が生育しています。ちなみに灌木とは幹が細く、根から叢生する低木です。それではお姿です。

photo by Prashanth NS 乾燥する夏季に火事が多く、その後発芽するのがフィンボスの特徴だそうです。

それではまたお会いしましょう。