歯科顕微鏡治療、マイクロスコープ治療について
こんにちは。今日は風が強い時に当たってしまったのか、とても寒かったです。風速が1m/s上がると体感が1°C下がるそうですから寒いはずです。さて、通常、歯科顕微鏡では10倍程度の倍率を使う事が多いのですが、最高でも40倍程度です。私の顕微鏡の最高倍率は22.5倍です。理科の顕微鏡でも200倍はありますから、顕微鏡で10倍と聞くと倍率低いんじゃないの?と思う方もいると思います。実は、歯科顕微鏡を知った時、私はそう思いましたし、できるだけ高倍率の機器を導入しようとも考えました。しかし歯科機材のショールームで体験的に歯科顕微鏡を覗いて見ると、低倍率と思っていたのに、ピントを合わせるのさえ簡単ではなく、係員の指示頼みでした。っとその前に瞳孔間距離を計らないとピントも合わせられません。瞳孔間距離とは左右の黒眼の中心(瞳孔)の距離です。私の瞳孔間距離(PD)は63mmです。これを計って顕微鏡の接眼レンズの左右の距離とするのが歯科顕微鏡の第1歩なのです。
それではまたお会いしましょう。