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顕微鏡治療の楽しさ 

こんにちは。師走としてはそれ程寒くありませんね、風が弱いせいでしょう。とても助かっています。さて、ここ数日、顕微鏡治療が通常の治療と別物である、と言うお話をしました。多少苦労話になってしまったかもしれません。顕微鏡治療は慣れるまで大変ですが、その過程でも楽しさ満載なのです。どんな職種もそうでしょうが、慣れには良い面と悪い面があります。「初心忘れるべからず」は慣れに対しての戒めの言葉ですが、逆に、「習うより慣れろ」は慣れる事の重要性を示した言葉です。顕微鏡治療の楽しさはまず、拡大された立体感に富む画像です。テレビで見る映画と映画館で見る映画の違いのような、立体感とリアルさは1倍の世界では感じなかった衝撃でした。この驚きはピントが合った瞬間にその都度感じる事ができます。それだからこそ顕微鏡治療の難しさや修練の大変さも乗り越えられるのだと思います。驚きのない慣れは怠惰でしかありません。最近はかなり顕微鏡治療に慣れて来たと思っていますが、それと同時にまだまだだなぁと思わされる毎日です。
それではまたお会いしましょう。