顕微鏡治療、知っておきたい事。
こんにちは。今日も穏やかな一日でした、流石に朝夕は冷えますがこの時期風がないのは驚きです。さて、顕微鏡治療は患者様にとって精密な治療を受ける事のできるとても有用なツールです。しかし、客寄せパンダ的な面がないと言えば嘘になります。顕微鏡を設置している事とそれを生かして治療ができているかは別の事柄です。しかし、少なくとも顕微鏡がなくては話になりません。移動式の顕微鏡が診療室の隅に押しやられているような状況であれば話は別ですが、顕微鏡を使って治療しているのならありがたいです。あとは慣れの問題、どのくらい顕微鏡を使って来たか、量の問題になります。工夫は必要ですが、とにかく練習量です。私は今から13年前の2011年3月11日に顕微鏡を導入し、その後2年間は毎日休診日も練習用マネキンで訓練しました。それからは、全ての治療に顕微鏡を使う顕微鏡治療専門の歯科医になりました。これは使命感だけでは無理で、楽しいから、が本音です。残念ながら、練習すれば即できるようになるほど簡単ではありませんが、やってもやっても上達しない、と言う事はなく、上達が実感でき、それが励みになりました。顕微鏡治療上達には工夫も必要で、それについては次回お伝えしたいと思います。患者様にとって内部情報は知る必要のない事かもしれませんが、私は他の業界とか、内情に興味ありなのでお伝えしたいと思います。
それではまたお会いしましょう。