歯科顕微鏡はこんな感じです。
こんにちは。今日は祝日で休診、お休みです。14年前、顕微鏡治療を導入した決め手がLEDでした。当時、既に歯科顕微鏡は数種類発売されていましたが、そのシェアのほとんどがドイツのカメラメーカーの製品でした。その光源は全てハロゲンランプで、ご存知の方も多いと思いますが、これは以前自動車のヘッドライトに多用されていたランプです。それよりも前のフィラメント式よりはハロゲンランプは圧倒的に明るく長寿命で高性能だったのですが、ショールームを廻ってほぼ全ての顕微鏡をお試し体験した結果、拡大して治療できる素晴らしさに心を打たれはしましたが、ハロゲンランプは歯科用顕微鏡の光源としては発熱量が大きく、色調も黄色ががっていました。冷却ファンの音も気になりましたし、光源装置自体が大きく、ランプの寿命も短めで明るさもやや足りない印象でした。光源の事を考えると顕微鏡を導入する気になれずガッカリしたのを覚えています。その後、あまり日を置かずにLED搭載の顕微鏡が発売されると聞いて、直ぐに見学を申し込みました。その明るさと自然な色合い、静かさを体験して即導入を決めました。当時は治療台に直接設置できる顕微鏡はなく、フロア可動式か壁または天井からの吊り下げ式しかありませんでした。導入例のほとんどがフロア可動式だったそうですが、画像がブレ易いので私は天吊り式を選び今日に至っています。導入を考え始めたその時にLED式が発売開始となったのは運命的だったと感じています。
それではまたお会いしましょう。