歯科顕微鏡はこんな感じです。③
こんにちは。今日はとんでもない強風でした。朝、風の音で目覚めたくらいでした。幸い通勤中は上り坂+向かい風はあまりありませんでしたが、遮蔽物がなくなった途端、横風に煽られて何回かよろけました。倒れなくて良かったです。さて、顕微鏡導入を決めた私ですが、困ったのがレンズの選択でした。ピントの合う範囲が遠めのレンズと近めのレンズのどちらかを選ぶ必要があったのです。顕微鏡ユーザーなら自分の好みが分かっているでしょうが、初めて顕微鏡を使う私に分かるはずがありません。結局、選ぶ人が多いと言われた方を選ぶしかありませんでした。当時のレンズはピントの合う範囲が狭く、その範囲を超えて遠くや近くはピントが合わないので、患者さんの座面の高低を変えてピントを合わせていました。その後、ピントの合う範囲が広いレンズが開発されました。しかし、既にピントの合う範囲が狭いレンズを使っていた歯医者は我慢してそれを使い続けるか。それを捨てて新開発のレンズを買うしか道はありませんでした。使ってみると新開発のレンズは小型軽量でどこでもピントが合う気がする程高性能でした。今までのレンズをボツにしてかなりお高い新型を買うのは迷いましたが、結局買ってしまいました。下取りでもしてくれたらまだ納得行ったのですが、レンズだけで高級1眼デジカメが買える価格はとても痛かったのを今でも覚えています。古いレンズは全く使わないのに取ってあります。
それではまたお会いしましょう。