顕微鏡に向かない治療。
こんにちは。今日は初夏のような陽気でした。自転車でも上着が要らない感じでした。代々木公園は勿論まだ桜は開花前ですが、あちこちにブルーシートが敷かれていました。何を見る為なのかちょっと気になりました。さて、顕微鏡は魔法の道具ではないので、顕微鏡治療にあまり向かない治療やそれほど効果が上がらない治療もあります、勿論、ほとんどの治療は顕微鏡を使う事で確実にレベルアップします。私が顕微鏡治療に向かないと思う筆頭はパウダークリーニングです。パウダークリーニンングとは炭酸ナトリウムや糖アルコールの細粒を高圧で歯の表面に当て、色素などを除去し、クリーニングする治療です。水飛沫が激しく飛ぶので、顕微鏡治療には不向きです。また、矯正治療やホワイトニングも顕微鏡を使う事はないのかもしれません。通常の抜歯も経験を多く積んでいる先生ほど顕微鏡治療にギャップを感じるかもしれません。ただし、歯根破折した歯や埋伏歯の抜歯には力を発揮します。
それではまたお会いしましょう。