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日本の顕微鏡治療を拡げたい。 

こんにちは。今朝は気温が低くて久しぶりに指先が悴みました。最近暖かい日も多かったので自転車には辛かったです。帰宅時は丁度良い陽気で気持ち良かったです。代々木公園は朝から大賑わいで、既にブルーシートを張るスペースはほとんど残っていませんでした。さて、私が顕微鏡治療を始めてからこの春で15年目となります。当時、顕微鏡の威力に圧倒された私は日本でも遠からず米国並みに普及すると感じていました。しかし現実は15年前よりも少し増えた程度の感触しかありません。米国では根管治療の専門医は顕微鏡を使うのが義務となっていると聞いています。実際に今現在どの程度普及しているのか正確なところは分りませんが、公的医療保険制度がなく、訴訟大国の米国で普及が進んでいないとは考え難いです。日本国内に目を向けると普及率は数%〜10%と言われています。使用率は更に下がってしまいます。顕微鏡普及率が上がっても使用率に結びつかないと意味がありませんが、まずは普及率が上がらない事にはどうしようもありません。顕微鏡治療は確実に治療のレベルが数段上がります。少しでも顕微鏡治療が拡がるように微力ながら更に精進していきたいと考えています。

それではまたお会いしましょう。