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光機能化(ひかりきのうか)のお話。 

こんにちは。今朝は手袋なしを後悔する寒さでした。帰りは全く問題ありませんでした。さて、たまには歯科のお話をしようと思います。インプラント関連のお話になります。インプラントは骨に穴を開け、そこにインプラント本体を埋め込み、骨と結合する事で噛む力を復活させる治療法です。従ってインプラント表面が骨と結合する事が最も重要になります。骨との結合力を高める為にインプラント表面の形状や性状が研究され、臨床上大いに役立っています。しかし、どんなに研究し尽くされたインプラント表面も時間経過によって劣化することがわかっています。この現象の多くは空気中の炭素とインプラント表面のチタンが結合する事で起こります。この結合した炭素を除去する方法が光機能化です。光機能化したインプラントは明らかに処理していないインプラントと別物です。光機能化していないインプラントよりも水分に対する親和性が格段に上がります。骨を作る細胞は血液によって運ばれ、インプラント表面でその仕事を開始しますから、血液となじみの良い表面ほど効率良く骨を作る細胞を取り込める事になります。一部、空気に触れないように溶液中にパッケージされたインプラントも流通しており、こちらを使う場合は光機能化処理はせずにオペを行っています。

それではまたお会いしましょう。