顕微鏡を使い続けて15年が経ちました。
こんにちは。午前中は風もあって肌寒く感じましたが、午後は気温も上がって春らしくなりました。これから桜前線もどんどん北上する事でしょう。さて、月日が経つのは早いもので、私が顕微鏡を導入してから丸15年が経ちました。歯医者になって32年、この秋には開業して30周年を迎えます。今考えるともっと早くから顕微鏡を導入すれば良かったとも思いますが、使ってみたいと思える顕微鏡がずっとなかったのが実情でした。2010年当時、歯科機材のショールームには少しずつ顕微鏡のデモ機も出始めていたのですが、レンズに比べて照明の開発が進んでおらず、色の再現性が今一歩、どの機種も黄色味のある画像だったのです。元々、歯科顕微鏡は脳外科手術用の流用から始まり、眼科手術用を経て、歯科専用機が生まれた経緯があります。脳外科や眼科領域では色彩が重要ではないとは言いませんが、ご存知の通り、歯の色は他とは比較にならない重要度があります。実際の色と差が出てしまう照明ではどんなに魅力的な機材でも導入するまでは行きませんでした。15年前、やっと満足できる、いや、それ以上の照明が開発され、顕微鏡治療を始める決心がついたのです。いくつものハードルを乗り越え、どんな症例でも顕微鏡を手足のように使えるようになりました。これからも精進して行きたいと思っています。
それではまたお会いしましょう。