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モウセンゴケ 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのは、私の大好きなモウセンゴケ科モウセンゴケ属の毛氈苔です。
毛氈とはフェルトの事で、一面に生える様がフェルトに似ている事が名前の由来です。苔と名付けられていますが、種子植物です。甘い香りの粘液で虫を呼び寄せ、この粘液に虫が着くと葉を丸めて捕らえ、粘液で虫を溶かし栄養とする食虫植物の1つです。
私は子供の頃、植物と言う動きのないものが、虫を捕らえる、動く、と言う事にとても心を動かされました。同様にオジギソウにも興味を持ちました。食虫植物の多くは生きる為に虫を捕らえる、その為に動く、と言う所に特に惹かれました。ですから、ハエトリソウは好きですが、ウツボカズラはそれ程でもありません。初めて毛氈苔を見た時は予想を超えて小さく地味だと感じたのを覚えています。虫を捕らえるのだから、もっと大きく猛々しいと勝手に想像していたのです。ちなみに、毛氈苔を食べて成長する蛾の幼虫がいるそうです。
それではお姿です。

群馬県赤城山近辺にて、6月、姉による撮影。

いい画像です。

それではまたお会いしましょう。