ブログBLOG

クチナシの実 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのはアカネ科クチナシ属の梔子の実です。名前の由来は実が開裂せず、口を開かない、口がない事、という説があります。ご存じの方も多いと思いますが、梔子のお花は白色で良い香りがします。実は赤黄色で、染料の原料となるほか、山梔子(さんしし)と言う生薬としても使われて来たそうです。染料としての歴史は古く、遅くとも古墳時代には衣服の材料の染色に使われ始めています。また現代では食品の着色料として害のない色素として使われています。それではお姿です。

群馬県高崎市にて1月、姉による撮影。

時々、食品の成分表でクチナシ色素を見ますが、染料として古墳時代から使われて来たのは驚きです。
それではまたお会いしましょう。