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世界の世界自然遺産#107イシュケル国立公園 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのは1980年に世界遺産登録されたアフリカ北部の西側(マグレブ)の最北部に位置する国、チュニジア共和国の地中海沿岸にあるイシュケル国立公園です。イシュケル湖、イシュケル山を擁するこの大湿原は北アフリカでは貴重な存在です。アフリカ北部ではかつての湿原は干拓でほとんど失われてしまいましたが、王家の狩猟場であったイシュケル国立公園はその姿を保つ事ができました。しかし、イシュケル湖に注ぐ川のダム建設により、真水の流入が極端に減り、塩分濃度が上昇した為、危機遺産を脱した現在でも回復の可能性を疑問視する声もあります。それではお姿です。

イシュケル湖 photo by Citizen59

それではまたお会いしましょう。