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水沢山山頂からの雲海 

こんにちは。本日ご紹介させて頂くのは、群馬県内で今月中旬に撮影した雲海の画像です。ご存じのように、雲海は山や航空機など高度の高い位置から見下ろした時、霧や雲が海のように見える景観です。時々耳にする自然現象ですが、発生にはいくつか条件があります。まず、地形的には四方を山で囲まれた盆地や山間部で、そこに発生した雲海をより高い位置から眺める事ができる場所になります。雲海ができるためには水蒸気を多く含んだ空気の層が山間部の低い部分に溜まる事、放射冷却が起き、それが冷やされる事が必要です。放射冷却は晩秋から春先にかけての風のない晴れた夜間に強く起こるのですが、真冬は昼夜の温暖差が小さく霧や雲ができにくい為、秋や春の方が比較的多く発生するようです。また、陽が出て暖かくなると雲海は消えます。それではお姿です
水沢山山頂から谷川岳方面を望む。姉による撮影。


水沢山山頂から鍋割山方面を望む。姉による撮影。

それではまたお会いしましょう。